人や国の不平等をなくそう

一般社団法人 生き直し

リターンへ

一般社団法人 生き直しの目指すところ

どんな人でも生き直せる社会の構築。そのために住めるところ、そして働くところの拡充をしていくことを目指し活動している一般社団法人です。社会生活が困難になった若者や矯正施設出所者、刑余者等に社会参加や復帰の機会を拡大することを目的としています。

どうしてこの仕事をしようと思ったのか?

大学生の時、交通事故を起こし助手席に乗っていた高校時代の野球部の友人を亡くし裁判になりました。「自分だけ生きることは許されない」と厳罰を受ける覚悟でいたが494人の元野球部の友人達が嘆願書を出してくれました。執行猶予はついたが自分を責め、生きる資格がないと考えていた時「お前は生きていてくれるだけでいい」という友人達の思いに、生きて償わなければと司法試験の勉強を始めましたが、10年頑張ったが受からなかったんです。「人の為に何かしたい」と考えている時に歌舞伎町にある「日本駆け込み寺」を知り働くようになりました。駆け込み寺で、出所者の就労や住む場所としての自立準備ホームの運営に5年間携わったが様々な理由で閉鎖に。出所者が路頭に迷うのを見て居られないと一大奮起して独立し、自立準備ホームを設立しました。

課題とその取り組み

刑務所から出てきた人が再犯を犯すことなく、社会に復帰し、一人暮らしができるために、住所の確保、仕事の確保、生活面の指導を行っています。

刑務所から出てきた方々の再犯率は約50%となっており、2人に1人は再犯を行っているのが現状です。その原因となるのは、出てきたところで、法の整備もなく、住所も仕事もお金もないことにあります。実際には、上記のような状況で歌舞伎町等のキャッチをやって生計を立てたり、反社会勢力に戻っている人もかなり多いです。しかし、住むところがあり、仕事があれば再犯率が下がるという統計も出ているので、そこを支援することができれば再犯率も下がり何度も犯罪を繰り返す人が減ることが見えてきます。誰もがやりたがらない支援だが、だからこそ、やる意味があるのではないかとも考えております。

また、情報発信の一環として、支援会員様向けに『生き直し通信』という刑務所のことや出所後の実態を知ってもらうための会報誌を毎月発行させていただいています。

仕事をしている上で大事にしていること

2つあります。一つ目は責任です。責任というのは自分がやったこと(罪)に対しての責任というのは自分も取ってきたし、出所者の人達にも本当はきちんと取ってもらいたい。できないことは協力するので、できることは自分で行動し、しっかり責任を取って自立して欲しい。2つ目は、会社名にもなっている「生き直し」です。自分も過去があり今、生き直せているので、出所者の方々にも生き直して欲しい。そういう思いもあって社名にしています。そこを大事にしたい。刑務所から出てきて生き直そうとしても、お金もなく住むところがなければ立ち直ることができない。こういう施設に住んでもらい生き直すきっかけを作って欲しい。

今後のビジョン

現在は男性向けと女性向けの施設を運営していて、さらに別の場所で施設を作ってほしいというお話を頂いています。将来的には出所者が施設スタッフとして関わってもらい、運営することができたら良いなと思ってます。出所者じゃなければわからないメンタルな部分もフォローできるし、彼らにしかわからないことも多い。この体制でどんな人でも生き直せる社会を作っていきたい。昨年の出所者が約2万2000人。約1万1000人が身元引受人がいて帰る所があります。他、国や支援ホームで約7000人は受け入れているので、今後はもっと施設を増やし残りの約4000人のホームレス状態の人達を何とかしたいと考えてます。

リターン

①熱い御礼メッセージ+生き直し通信最新版郵送+生き直しロゴステッカー 500P

 

②熱い御礼メッセージ+生き直し通信のオンライン購読権 1000P

 

③手書きのメッセージ+生き直し通信1年間郵送 5000P

④生き直しTシャツ 3000P

 

一般社団法人 生き直し

代表理事 千葉龍一

〒188-0003 東京都西東京市北原町2-15-2

https://ikinaoshi.com

お問い合わせ

モノユメサポートについてご質問・ご相談は以下のフォームよりお問い合わせください